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資格ビジネス

ここ数年来、テレビや雑誌、一般書籍に至るまで、「資格」に関する情報があふれている。

不況の中、資格を取得して職を見つけることが、まるで夢物語のように語られている。


たとえば、医療事務、ホームヘルパー、行政書士、宅建などが某大手資格ビジネス会社によって大々的に喧伝されている中、それらの資格を取得したからといって本当に人生が豊かになるのかをもう一度じっくり考えたほうが良いのではないだろうか?


資格を必要とするビジネスの中には、明らかに市場が飽和していて無意味に近いものもある。

そればかりか、日本国内のみで有効な資格のオンパレードで、海外で認められるようなものはほんの僅か(語学など)である。


日本が不況である現在、国内の市場のみで何かをするのではなく、真に有能な人材を育て、どんどん海外へ進出し、外貨を稼いでこなければいけない。

そういうことからして、狭い国内市場ばかりに的を絞った「資格ビジネス」の横行は、日本の未来を考えるととんでもない誤りを引き起こしかねない。


自国の制度にどっぷりつかった鎖国イズムを加速していることに他ならない。




真に有能な人材は、「資格」云々の枠を超え、世界のステージで強豪に打ち勝たなければならない。

いい加減に気が付いて、方向転換してほしいものだ。



Posted by next2011 at 2011年01月15日   18:23